Go Hit Counter Health & Fitness マンダリンオレンジ果皮エキスは乾燥肌対策におすすめの化粧品成分

マンダリンオレンジ果皮エキスは乾燥肌対策におすすめの化粧品成分


保湿効果やバリア機能を守る化粧品成分のマンダリンオレンジ果皮エキス

今回は、ナールスエイジングアカデミー編集部の

「マンダリンオレンジ果皮エキスはバリア機能を守る化粧品成分」を参考に、化粧品成分としてのマンダリンオレンジ果皮エキスの特性、効果、安全性についてご紹介します。

マンダリンオレンジとは?

マンダリンオレンジは、ミカン属の柑橘類の常緑低木で、秋から冬に食べることができる甘酸っぱい果実を実らせます。

ほかのオレンジと同じく、美肌のビタミンとして有名なビタミンCが豊富です。ほかにも、肌荒れの予防や改善が期待できるマグネシウム、疲労回復に効果があるクエン酸、細胞の水分量を調整する役割があり、血圧降下やむくみ予防に効果的なカリウム、腸のぜん動運動を促進するはたらきで、便秘の予防効果がある食物繊維などの栄養素が含まれています。

マンダリンオレンジの果皮は、オレンジピールと呼ばれ、フラベドと呼ばれる色のついた外側の部分とアルベドと呼ばれる内側の白い繊維質の部分で構成されています。

オレンジピールにも果実と同じく、ビタミンとミネラルが含まれています。

さらに、フラベドには爽やかな柑橘系の香りを出すリモネンと呼ばれる精油が含まれ、アルベドにはポリフェノールが含まれます。このようにマンダリンオレンジは、果実に加えて果皮も有用です。

化粧品成分マンダリンオレンジ果皮エキスとは?

マンダリンオレンジ果皮エキスは、マンダリンオレンジの果皮から抽出された化粧品成分で、皮膚コンディショニング剤や香料として化粧品に使われます。

マンダリンオレンジ果皮エキスは、保湿効果があり、表皮の角質層に潤いをもたらすので、肌のキメを整え、透明感のある肌へと導きます。また、肌のツヤをもたらすので、顔のくすみの予防や改善が期待できます。

さらに、表皮のターンオーバーの過程でできるフィラグリンというたんぱく質の分解酵素の産生を促進する作用もあります。

フィラグリンは、アミノ酸にまで分解されると天然保湿因子(NMF)となり、皮膚の水分保持にはたらくので、フィラグリンを分解するはたらきは、乾燥肌の予防や改善に大切です。だから、マンダリンオレンジ果皮エキスは、乾燥肌が原因の肌悩みのケアにオススメの成分です。

マンダリンオレンジ果皮エキスは、アレルギーの報告もなく基本的には安全性の高い成分で、柑橘類に含まれるソラレンも含まれないので、光毒性の心配もありません。

そのため、どんな肌質の方でも使うことが可能で、敏感肌向けの化粧品にも使われています。ほかにも、クレンジング料、保湿化粧水、保湿美容液、シャンプー、日焼け止め、エイジングケア化粧水やエイジングケア美容液など、さまざまアイテムに配合されています。

まとめ

化粧品成分としてのマンダリンオレンジ果皮エキスの特性、効果、安全性についてご紹介しました。

マンダリンオレンジ果皮エキスには、保湿効果とフィラグリンを分解する酵素の産生を促進し、天然保湿因子(NMF)を増やすはたらきがあるので、乾燥肌対策におすすめの成分です。

この記事を参考に、化粧品成分としてのマンダリンオレンジ果皮エキスについて理解し、マンダリンオレンジ果皮エキスが配合されているさまざまな化粧品を上手に取り入れて、乾燥を防いで美肌をキープしましょう。